2008年3月10日月曜日

The Rake's Progress

というオペラを見てきました。今回は歌が英語で、何を言ってるか聞き取れるところもありました。人体の骸骨を抱いてたり、セックスシーンがあったりと、ロンドン辺りのかなり病んだ感じの舞台でした。

今回でオペラは4回目(ガルニエ2回、バスティーユ2回)。平均的なフランスの若者よりかなり見てるような気がします。日本で言うと歌舞伎をそれぐらい見ている感じになるんでしょうか。それだとかなり特殊な趣味だと思われそう。

オペラは型は一緒でも、内容はかなり変化に富んでいる事が分かって来ました。今回の舞台は大量の蛍光灯が回っていたり、舞台の側から客席にフラッシュを炊いて写真を撮ったりとかなり自由な舞台でした。

写真一枚目は、舞台部屋のシャンデリアとシャガールの天井画。二枚目は休憩中の廊下。


http://www.operadeparis.fr/Accueil/Actualite.asp?id=481

The Rake's progress: Stravinskyのオペラ、Olivier Pyによる舞台演出

3月4日から24日のポスター: ”Rakeの成り行き”もしくは、”放蕩の職業”.最もモーツアルトの色彩強いOlivier Pyによるストラヴィンスキーのオペラ。パリ国立オペラでは初となる舞台公演。Tom Rankwellのストーリー、ロンドンを征服したい新Rastignacは悪魔との契約にサインし、狂気にまみれる。

Rekeの成り行き: 放蕩の職業

このシンプルなタイトルはもう一つの大きなオペラ(モーツアルトのドン・ジョヴァンニ)を思い出させるに不足はない。この二つの作品の共通した点は、台本にとどまらない。ストラヴィンスキーによって構成されたThe Rake s progress は、ネオクラシックの時代感一杯であり、かつクラシックの作曲家や特定のモーツアルトへの回帰を思わせる。観客はThe Rake's progressの中でたくさんの18世紀の音楽にふれる。とりわけ器楽編成は「皇帝ティートの慈悲」のそれと同様である。しかしストラヴィンスキーは現代の作曲家にとどまりつつ、20世紀の象徴的な象徴的な彼の楽譜とベルカントの楽譜とを混ぜ合わせた:この主題の理想的な錬金術はウィリアム・ホガースの一連の絵画によって着想を得た。



The Rake's progress : l'opéra de Stravinsky mis en scène par Olivier Py

A l'affiche du Palais Garnier du 3 au 24 mars : The Rake's progress ou La Carrière du libertin. Le plus mozartien des opéras de Stravinsky mis en scène par Olivier Py, qui signe là sa première mise en scène pour l'Opéra national de Paris. L'histoire de Tom Rakewell, nouveau Rastignac qui veut conquérir Londres, signe un pacte avec le diable et flirte avec la folie.

The Rake's progress : la carrière du libertin

Ce simple titre ne peut manquer de rappeler le sujet d'un autre grand opéra : le Don Giovanni de Mozart. Les points communs entre les deux oeuvres ne se limitent pas aux livrets. The Rake's progress fut composé par un Stravinsky en pleine période néoclassique, marquée par un retour du compositeur au classicisme et à Mozart en particulier. Aussi retrouve-t-on dans The Rake's progress beaucoup de la musique du XVIIIème siècle. L'instrumentation notamment est la même que celle de La Clémence de Titus. Mais Stravinsky reste un compositeur de la modernité et mêle à sa partition des éléments emblématiques du XXème siècle et même des souvenirs du bel canto : une alchimie idéale pour ce sujet inspiré d'une série de peintures de William Hogarth.




th_CIMG0802.jpg th_CIMG0793.jpg

th_CIMG0808.jpg


8 件のコメント:

ふかちゃん さんのコメント...

この前のコメントでFF6の話がでたけど
6にもオペラが出てきたよね~。
まぁ本物と比べるのはどうかと思うけど
懐かしいな~。それにしても優雅で綺麗な写真だね☆

マナブ さんのコメント...

FF6のあの場面はオペラをよく再現してるな〜と思うな。ドット絵にしてはかなりのクウォリティだと思う。
あと、字幕が無いと何を歌ってるか分からないあたりが、妙にうまく再現されている。。懐かしいな〜。

mikkun さんのコメント...

ヨーロッパ圏の国は,街並みも綺麗だし何やるにしても洗練されてるよね~.
もう少し日本の街並みも綺麗にして欲しいものです(特に横○賀とかw)

マナブ さんのコメント...

まあ、そのかわりパリは、イヌのお尻から出て来る地雷がたくさん転がってるけどね。あと、メトロの落書きは汚いよ〜。
その点、日本は清潔だと思うな。パリの町並みがきれいなのは同意だな〜

75 さんのコメント...

この演目この火曜日に見てきました。
すばらしかったですね。
トム・レイクウェル役のトビー・スペンスの馬鹿っぽい芝居がたまりませんでした。
さすがに裸のおねえちゃんが出てきたときは驚きましたが、最前列だったのでたっぷり堪能させていただきました!

マナブ さんのコメント...

75さん>
僕が見てた二日後だったみたいですね!最前列という事は、かなりのお値段ですね〜。僕が見てたところは写真で分かる通り、上の階でした。裸のおねえさんはビックリしましたね!オペラグラスで見てる人がうらやましかったり。。

75 さんのコメント...

いえいえ。当日割引ですので安いですよ。
その代わり3時間並ばせていただきました。冷たい大理石の階段に座りながら。。。。
オペラ座では結構裸がみれますね。
全裸の男が3人合唱していたり、先月のバレエでは20人くらいの女性ダンサーがノーブラ、スケスケの服で踊ってました。
僕の隣に座ってたおっさんはオペラグラスを放しませんでしたね。

マナブ さんのコメント...

なるほど、僕も3時間ぐらい並ばせてもらった事もありますよ。7ユーロのやつでした。フランス人はあれはエロじゃなくて芸術だって、言うらしいです。^^