2008年3月3日月曜日

[映画] Paris

セドリック・クラピッシュ監督の最新作「Paris」を見てきました。知っている場所がたくさん出てきたり、典型的なパリジャンが描かれていたりして、すごく楽しかったです。総合点はかなり高めに付けたいと思います。

映画としては、色々なパリ的な要素を寄せ集めて、一つのストーリーにしたといった内容だと思います。良いところも、悪いところも。パン屋のおばさんは、お客様には愛想がいいのですが、バイトには全く違う態度を取ったりとか。家族の体調が悪くなったと言って、社会補助師がお客と仕事を放って行くとか。

先週のフランスの授業で先生がこの映画の話をしていて、「話は普通だったけど、Fabrice Luchiniの教授の演技が最高だった。彼は、教養深くて(cultivé)、繊細で(subtil),,,」と言っていたんですが、実際は匿名でストーカーしてるちょっとシャイな役柄でした。彼の役柄は映画でかなり良い感じだったのは同感でしたが。

ココにパリ市役所提供の映画の場面と地図がマップされたものがありました。


http://www.lefilm-paris.com/のあらすじ

病で 自分がもうすぐ死ぬかも知れないと思っているパリジャンの物語。
彼は病状のおかげで、日々すれ違う全ての人々に新しくて、違った視点を持つ。死に直面する事実は人生、街の全ての他人や自身の人生を引き立たせる。八百屋さん、パン屋さん、社会補助師、ダンサー、建築家、ホームレス、教授、モデル、カメルーンからの密航者….
これらの全ての対照的な人々は、この街とこの映画で交錯する。彼らは、特別ではないが、彼ら一人一人の人生は唯一であるといえる。彼らの抱える問題は、取るに足らない問題だけれども、彼らに取っては世界で一番重大だといえる。



C’est l’histoire d’un Parisien qui est malade et qui se demande s’il va mourir.
Son état lui donne un regard neuf et différent sur tous les gens qu’il croise. Le fait d’envisager la mort met soudainement en valeur la vie, la vie des autres et celle de la ville toute entière.
Des maraîchers, une boulangère, une assistante sociale, un danseur, un architecte, un SDF, un prof de fac, une mannequin, un clandestin camerounais…
Tous ces gens, que tout oppose, se retrouvent réunis dans cette ville et dans ce film.
Vous pouvez penser qu’ils ne sont pas exceptionnels mais, pour chacun d’entre eux, leur vie est unique. Vous pouvez croire que leurs problèmes sont insignifiants mais, pour eux, ce sont les plus importants du monde.


今日は写真を撮るのを忘れたので、在学中の学校と、シャンゼリゼ通りを。映画ではソルボンヌ大学が使われていました。

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3 件のコメント:

しんぺー さんのコメント...

おれも仕事放り出してしまいたいなぁ

ふかちゃん さんのコメント...

同じく放り出してしまいたいなぁ。
そんな僕がおととい見た映画は拷問映画・・・w

マナブ さんのコメント...

しんぺー&ふかちゃん>
どうしたんだ。。仕事おつかれさまです〜。
実際やられた方のお客はたまったもんじゃないでしょう。実際は映画では、ほっとかれた方は、あきれ顔で抗議もせずに去っていくんだけどね。いろいろとパリっぽかったよ。