2008年3月26日水曜日

Musée de la Marine

トロカデロ広場の隣にある、Musée de la Marine(海洋博物館)に行ってきました。この博物館は手持ちのガイドには詳しく情報が載ってないけど、ちょっと人気のあるMusée de l'Homme(人類博物館)のすぐ隣のドアにあるので(写真一枚目)、ちょっと行ってみるかなぁと。熱帯魚とか、クラゲとか、奇怪な深海魚とかが見れるのかな〜と思ったら、フランスの船の歴史博物館みたいなモノでした。。

なんか目的が外れたせいか、適当に流して見て来ちゃいました。学生で常設展示だけ見学なら、4.5ユーロ。ナポレオンの時代の船から、近代の軍艦、海洋探索の潜水艦まで展示されていて、興味がある人には面白いんだろうなと感じました。船の装飾が豪華で、船と港が描かれた絵画の部屋も充実していて、美術館ぽいところもあります。


皇帝ナポレオン1世のボート(Canot impérial de Napoléon Ier)

建造

このナポレオン1世のボートは、完全な形で保管されていることが知られているフランスのこのタイプでは唯一のボートである。舟の建造は、1810年の春に、皇帝が数年前に建設を命じた海軍工廠を訪れるため、アントウェルペンへ赴く際、最高機密として決定された。技術者のギュマールが舟の設計図を提供し、Granville出身の彼の恩師テオが建造の監督に当たった。

彫刻装飾はアントウェルペンの芸術家、Van Petersenへと委託された。たったの21日でこのボートは準備された。全長は18メートルで、後ろ三分の一は豪華な装飾屋根で占拠されている一方、漕ぎ手は壮麗なネプチューン(海の神)の船首像までのその残りを占める。


La construction

Le Canot impérial de Napoléon Ier est la seule embarcation de ce type que la France a su conserver dans son intégrité. Sa construction a été décidée dans le plus grand secret au printemps 1810, lorsque l'Empereur proposa de se rendre à Anvers pour visiter l’arsenal, dont il avait ordonné la création quelques années plus tôt. L’ingénieur Guillemard fournit les plans du canot, tandis que le maître Théau, originaire de Granville, en supervise la construction.

Les sculptures décoratives sont confiées à un artiste anversois, Van Petersen. En 21 jours seulement l’embarcation est prête. Elle mesure plus de 18 mètres de long : le tiers arrière est dominé par un rouf richement décoré, tandis que les rameurs occupent tout le reste de l'espace, jusqu'à la majestueuse figure de Neptune.


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2008年3月22日土曜日

帰国しました

19時にインズブルクを発ってフランクフルト->CDG空港->パリ->ヴェルサイユと戻ってくるのに深夜2時になってました。インズブルク->フランクフルトは、またもやプロペラ機で、座席が後ろの方で、車輪が見える位置でした。着陸のときにタイヤを凝視していたのですが、タイヤを支える棒の部分がバネみたいに衝撃を吸収してました。滑走路の減速中には、タイヤのディスクブレーキから火花が散っていて、ちょっときれいでした。

短い滞在でしたが、いろいろ楽しい事がたくさんあって、この街がすごく気に入りました。遠い将来また来て、この滞在の事を懐かしがったりしたいな〜と思います。上空からインズブルクの中心街を撮ってみました。

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2008年3月21日金曜日

Innsbruckの山

Innsbruckの山にも登ってきました。最初にこの街に付いたときに、山が”高っ!、近っ!”と感じるぐらいの印象でしたが、街の中心地からトラムとロープウェイを使って、片道1時間ぐらいでした。頂上の標高2256mのところまでこんなにすぐに行けるなんて、何て便利。

ロープウェイにはほとんどがスキー客で、ひとりコートとマフラーでかなり浮いてました。頂上は曇っていて、街は見下ろせなかったんだけど、中間地点からの展望はかなりワクワクするものがありました。今度来るときはスキーをする予定も入れておいた方が良いかもしれない。

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夜のInnsbruck

発表も終わったし飲みにいこうということで、Innsbruckの街を歩き回ってレストランを探しました。Pianoというレストランで、まず食べる事に。寒かったので、「エンジンをかけようか」とかいって、まず、シュナップスを空きっ腹に叩き込んでから始めました。下のサイトを見る限り正しい飲み方だったようです。


http://www.euroassist.de/fooddrink/schnaps.htm
シュナップスとはドイツの蒸留酒のことです。穀物・ハーブ・果物などから作ったものでアルコール度が40%前後あり、食後の消化をたすけるためのディジェスティフとして飲みます。(もちろん普段から飲んでる人もいます。ビールの合間に一気飲みしておなかを暖めるとも言います。)


ビールは500mlを3杯飲んでから、クラブへ。クラブではビール小ビン6本で10ユーロ(1500円)。かなり安いです。飲み放題みたいなもんです。7人グループで行ったのですが、他に学会のメンバーが3人踊ってました。。。この夜はかなりのメンバーがココに集まってたかも。さらに深夜にホテルに帰ってさらに飲む。次の日は意外と大丈夫でした。シュナップスで始めて、ビールしか飲んでないから飲み合わせが良かったのかも知れません。

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2008年3月20日木曜日

発表終了とInnsbruck散歩

発表終わった〜。やっぱり自分の発表が終わらないと、何となく他の事を楽しめないかな。他の人の発表を聞いてても、自分の番が気になっちゃいます。発表の順番は人によると思うけど、僕の場合は早ければ早いほど、好きです。今回の発表は初日の3番目で、かなり良い順番でした。

学会が終わった18時からインズブルクを歩き回ってみました。高い山がすごく近くて、街から山を見てもそびえるような感じです。地図を見ると、市街の中心は観光スポットで、山はスキーのリゾートみたいです。街の真ん中にはイン川が通ってます。

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2008年3月18日火曜日

Innsbruck

学会参加でオーストリアInnsbruckに来ました。パリ->フランクフルト->インズブルクで、最後のフライトはなんとプロペラ機でした。席もプロペラの真横で、振動と風切り音が普通の飛行機より大きい感じでしたが、機内食も出て来て快適。

前泊しているプロジェクトメンバーに合流して、レンヌ以来の久しぶりの再会。予定をしているデモンストレーションに問題が発生しているらしくて、昼ご飯を抜いた状態で頑張ってました。問題解決法を推測したら、なんとビンゴ!ヒーローになれました。煮詰まってる集団には、まっさらな頭で考えた方がうまく行くということが良く分かります。

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2008年3月17日月曜日

Antenna Festival

Antenna Festivalという祭りに行ってきました。研究室の友人に誘われたので、ワイヤレスとか研究ネタと関係するのかなと思いきや、ショートフィルムをたくさん見れる会でした。入場10ユーロ。

場所にたどり着くのに一苦労。この建物(↓)は違うだろう〜と思って、それを除外して探していたら、30分ぐらい見つかりませんでした。写真では分かりにくいかも知れませんが、ボロボロで落書きがひどくて、すごく近寄りにくい雰囲気です。室内は落書きで埋め尽くされてるし。

この建物はLes Frigos(冷蔵庫たち)という有名な建物らしいです。Squat(不法占拠された住居)だったそうですが、今住んでいる人は不法ではないらしいです。

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ラクレット

Saint-Michelのレストラン街のラクレットを試してみました。熱せられた鉄の上でチーズを溶かして、ジャガイモにハムと溶かしたチーズをかけて食べるだけ。これが結構美味しいです。チーズ自体は塩味があまり強くなくて、ハムの塩味と混ぜて食べる感じです。

日本にいた時に参加させてもらったラクレットパーティ。あのときも楽しかった。日本で言う焼き肉感覚なのかな。

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2008年3月10日月曜日

[映画] Le Cahier

Le Cahier(練習帳)という映画を見てきました。ペルシャ語音声の映画で、フランス語の字幕でした。フランス語字幕の映画としては、史上一番理解できた映画になりました。第55回サン・セバスティアン国際映画祭で特別審査員賞を受賞した作品だそうです。

あらすじに紹介されているように基本的には、愛らしい少女の物語で仕草がちょっと笑える感じの切ないストーリーでした。ただ、映画の最初と最後にストーリーと無関係に挿入されるバーミヤン渓谷の大仏爆破の映像がこの映画が子供だけの問題ではない事を良く分からせてくれます。いい映画でした。

オフィシャルサイトの作品紹介、短編ビデオ、場面写真はすごく充実してます。興味のある人は見てみてください。


Le Cahierオフィシャルサイト:http://www.lecahier-lefilm.com/



あらすじ

タリバンによって破壊されたバーミヤン渓谷の大仏のもとで、多くの家族が洞窟の中で生き残ろうと試みる。6才のの小さな女の子は、近所の男の子が一日中アルファベットを暗唱するのを聞く。そして彼女は内心で学校へ行く事に決めて、困難に立ち向かうために旅立つ。

趣旨の注釈

アフガニスタンは型にはまらない国である。25年もの間、ロシアの共産主義者たち、アルカイダとタリバンがつぎつぎに権力を引き継ぎ、そして結局、西洋諸国と彼らのキリスト教的価値がそれを引き継いだ。各々の占領者はこの国を<解放>するために以前の物を破壊することを目論んだ。しかしそれは、相次ぐ解放の波ではなく、生気のない土地と廃墟という結果に終わる。物質的な破壊は集落だけにとどまらない。今日、アフガニスタンの子供の毎日の遊びごとは、戦争状態における彼らの生活の再生産である。彼らは大人の武器を身振りで演じ、小さな女の子に石を投げ、もしくは地雷を置く事を要求する。

気晴らしの主なテーマとして戦争をしていたような、このような子供が大人の年齢に達した時、普通の関係を作り上げていく事が可能なのだろうか?

Hana Makhmalbaf



SYNOPSIS

Sous les anciennes statues géantes de Bouddhas détruites par les talibans, des milliers de familles tentent de survivre dans des grottes. Baktay, une petite fille de 6 ans, entend toute la journée son petit voisin réciter l'alphabet. Elle se met alors en tête d'aller à l'école, quitte à braver tous les dangers.

NOTE D'INTENTION

L'Afghanistan est un pays atypique. Sur une période de 25 ans, se sont succédés au pouvoir les communistes Russes, Al Qaeda et les Talibans puis enfin les occidentaux et leurs valeurs chrétiennes. Chaque occupant avait pour dessein de chasser le précédent afin de « libérer » le pays. Mais ce qu'il résulte des vagues libératrices successives, c’est un territoire exsangue et ruiné. La destruction matérielle ne se limite pas aux agglomérations. Aujourd’hui, les jeux quotidiens de tous les enfants d’Afghanistan sont une reproduction de leur expérience de vie dans un état en guerre. Ils miment les armes des adultes, veulent lapider les petites filles ou prétendent poser des mines.

Quand ils atteindront l’âge adulte, comment ces enfants, qui ont fait de la guerre le thème principal de leurs divertissements, parviendront à tisser des relations normales ?

Hana Makhmalbaf






The Rake's Progress

というオペラを見てきました。今回は歌が英語で、何を言ってるか聞き取れるところもありました。人体の骸骨を抱いてたり、セックスシーンがあったりと、ロンドン辺りのかなり病んだ感じの舞台でした。

今回でオペラは4回目(ガルニエ2回、バスティーユ2回)。平均的なフランスの若者よりかなり見てるような気がします。日本で言うと歌舞伎をそれぐらい見ている感じになるんでしょうか。それだとかなり特殊な趣味だと思われそう。

オペラは型は一緒でも、内容はかなり変化に富んでいる事が分かって来ました。今回の舞台は大量の蛍光灯が回っていたり、舞台の側から客席にフラッシュを炊いて写真を撮ったりとかなり自由な舞台でした。

写真一枚目は、舞台部屋のシャンデリアとシャガールの天井画。二枚目は休憩中の廊下。


http://www.operadeparis.fr/Accueil/Actualite.asp?id=481

The Rake's progress: Stravinskyのオペラ、Olivier Pyによる舞台演出

3月4日から24日のポスター: ”Rakeの成り行き”もしくは、”放蕩の職業”.最もモーツアルトの色彩強いOlivier Pyによるストラヴィンスキーのオペラ。パリ国立オペラでは初となる舞台公演。Tom Rankwellのストーリー、ロンドンを征服したい新Rastignacは悪魔との契約にサインし、狂気にまみれる。

Rekeの成り行き: 放蕩の職業

このシンプルなタイトルはもう一つの大きなオペラ(モーツアルトのドン・ジョヴァンニ)を思い出させるに不足はない。この二つの作品の共通した点は、台本にとどまらない。ストラヴィンスキーによって構成されたThe Rake s progress は、ネオクラシックの時代感一杯であり、かつクラシックの作曲家や特定のモーツアルトへの回帰を思わせる。観客はThe Rake's progressの中でたくさんの18世紀の音楽にふれる。とりわけ器楽編成は「皇帝ティートの慈悲」のそれと同様である。しかしストラヴィンスキーは現代の作曲家にとどまりつつ、20世紀の象徴的な象徴的な彼の楽譜とベルカントの楽譜とを混ぜ合わせた:この主題の理想的な錬金術はウィリアム・ホガースの一連の絵画によって着想を得た。



The Rake's progress : l'opéra de Stravinsky mis en scène par Olivier Py

A l'affiche du Palais Garnier du 3 au 24 mars : The Rake's progress ou La Carrière du libertin. Le plus mozartien des opéras de Stravinsky mis en scène par Olivier Py, qui signe là sa première mise en scène pour l'Opéra national de Paris. L'histoire de Tom Rakewell, nouveau Rastignac qui veut conquérir Londres, signe un pacte avec le diable et flirte avec la folie.

The Rake's progress : la carrière du libertin

Ce simple titre ne peut manquer de rappeler le sujet d'un autre grand opéra : le Don Giovanni de Mozart. Les points communs entre les deux oeuvres ne se limitent pas aux livrets. The Rake's progress fut composé par un Stravinsky en pleine période néoclassique, marquée par un retour du compositeur au classicisme et à Mozart en particulier. Aussi retrouve-t-on dans The Rake's progress beaucoup de la musique du XVIIIème siècle. L'instrumentation notamment est la même que celle de La Clémence de Titus. Mais Stravinsky reste un compositeur de la modernité et mêle à sa partition des éléments emblématiques du XXème siècle et même des souvenirs du bel canto : une alchimie idéale pour ce sujet inspiré d'une série de peintures de William Hogarth.




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2008年3月9日日曜日

10ヶ月目

あと、2日で渡仏して10ヶ月が過ぎる事に。渡仏から卒業予定まで計算すると41ヶ月という事で、1/4がすぎたという事か。1日10個単語を覚えたとして、ちょうど300日で3000単語になるはず。フランス語の基礎会話では単語を3000程必要とするらしいので、もうそろそろ達成しそうな感じです。

現在、単語帳に記入されている単語が4078語で当初予定の3000語よりは多いのですが、実際に覚えているのはどれぐらいなんだろう。。。単語を覚えたと言っても、文章で読んで分かるレベルと、文脈の中で思い出すレベル、会話の中で自然に使えるレベルとにはかなりの開きがあるので、どのレベルで3000語が必要なのかが分からない。。予定習得単語数(1日10単語)と、実際に単語帳に登録した単語の数をグラフにしてみました。

1年後に必要な単語数は、辞書で重要マークが付いている5000語ぐらいなのかな。これからは登録スピードが遅くなっても、会話とかでスムーズに使える単語を増やすようにしたいと思います。

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2008年3月4日火曜日

Jeu de Paume

Jeu de Paumeという美術館に行ってきました。jeu de paumeは「手のひらの遊び」という意味なので、写真やビデオが主な展示でした。学生価格で3ユーロにもかかわらず、ガラガラの状態でした。作品の内容もちょっと見ただけでしたが、難解なものが多くてちょっと楽しめませんでした。

暗い部屋で四方四面にスクリーンがあって、4つの視点で撮影された映画を上映しているのがちょっと面白い試みだと思った。けど、どのスクリーンを見れば良いかずっとキョロキョロしなきゃ行けないのが辛い。10分見るのが限界でした。。

建物は建て替えたばかりで、すごくきれいなのが良かった。あとカフェテリアがすごく空いていて落ち着くのが良かったかな。写真の1枚目はJeu de Paumeで、2枚目はモネの睡蓮で有名なオランジュリー美術館。オランジュリー美術館の方は、400人から500人ぐらい並んでたので、今回は断念。オランジュリーは去年の春に行ったので、もう少し空いてるときに来よう。二つの建物は同じ公園で並んで建っているのに、この差はすごい。

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2008年3月3日月曜日

[映画] Paris

セドリック・クラピッシュ監督の最新作「Paris」を見てきました。知っている場所がたくさん出てきたり、典型的なパリジャンが描かれていたりして、すごく楽しかったです。総合点はかなり高めに付けたいと思います。

映画としては、色々なパリ的な要素を寄せ集めて、一つのストーリーにしたといった内容だと思います。良いところも、悪いところも。パン屋のおばさんは、お客様には愛想がいいのですが、バイトには全く違う態度を取ったりとか。家族の体調が悪くなったと言って、社会補助師がお客と仕事を放って行くとか。

先週のフランスの授業で先生がこの映画の話をしていて、「話は普通だったけど、Fabrice Luchiniの教授の演技が最高だった。彼は、教養深くて(cultivé)、繊細で(subtil),,,」と言っていたんですが、実際は匿名でストーカーしてるちょっとシャイな役柄でした。彼の役柄は映画でかなり良い感じだったのは同感でしたが。

ココにパリ市役所提供の映画の場面と地図がマップされたものがありました。


http://www.lefilm-paris.com/のあらすじ

病で 自分がもうすぐ死ぬかも知れないと思っているパリジャンの物語。
彼は病状のおかげで、日々すれ違う全ての人々に新しくて、違った視点を持つ。死に直面する事実は人生、街の全ての他人や自身の人生を引き立たせる。八百屋さん、パン屋さん、社会補助師、ダンサー、建築家、ホームレス、教授、モデル、カメルーンからの密航者….
これらの全ての対照的な人々は、この街とこの映画で交錯する。彼らは、特別ではないが、彼ら一人一人の人生は唯一であるといえる。彼らの抱える問題は、取るに足らない問題だけれども、彼らに取っては世界で一番重大だといえる。



C’est l’histoire d’un Parisien qui est malade et qui se demande s’il va mourir.
Son état lui donne un regard neuf et différent sur tous les gens qu’il croise. Le fait d’envisager la mort met soudainement en valeur la vie, la vie des autres et celle de la ville toute entière.
Des maraîchers, une boulangère, une assistante sociale, un danseur, un architecte, un SDF, un prof de fac, une mannequin, un clandestin camerounais…
Tous ces gens, que tout oppose, se retrouvent réunis dans cette ville et dans ce film.
Vous pouvez penser qu’ils ne sont pas exceptionnels mais, pour chacun d’entre eux, leur vie est unique. Vous pouvez croire que leurs problèmes sont insignifiants mais, pour eux, ce sont les plus importants du monde.


今日は写真を撮るのを忘れたので、在学中の学校と、シャンゼリゼ通りを。映画ではソルボンヌ大学が使われていました。

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2008年3月2日日曜日

Salon International de l'Agriculture

Salon International de l'Agriculture(国際農業見本市)に行ってきました。前のエントリでのサルコジの発言が飛び出したところです。29日は、Nuit de l'agriculture(農業の夜)という事で、21時以降入場料が半額で6ユーロになってました。

フランス各地からの伝統の食材が集められていて、すごい熱気でした。日本のとか世界からのもあったらしいけど、広すぎてそこまでは見れませんでした。ワインとかサラミをちょこちょこと試飲・試食させてもらったりするぐらいで、見本市でしか手に入りにくい食材とか良く分からないし、後は見るだけだったかな。夕食に食べたMaguret de Canard(カモのマグレ)は結構美味しかった。


【動画】国際農業見本市で「美食の国」フランスをアピール

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2356342/2681977



【2月28日 AFP】パリ(Paris)で開催中の国際農業見本市で25日、「美食の国」の評価を守ることを目的に、料理人や大学教授がイベントを開催した。ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領は23日、フランスの食文化は国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の文化遺産に登録されるべきだと語っている。(c)AFP


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