2008年2月19日火曜日

Cardillac(カルディヤック)

前回のエントリーに引き続いてまた、オペラ・バスティーユに行ってきました。今度はCardillacというオペラで指揮者が大野和士という日本人だったのです。

今まで2回オペラへ行って、話の内容を理解できた事は実はなかったんだけど、今回のオペラは理解しやすいタイプのものでした。オペラは雰囲気と音楽を楽しむものだったのが、ストーリーも楽しんでいいんだ〜って感じでした。条件としては字幕が見やすいところに陣取る事が重要です。前回二回のオペラは休憩2回の3部だったのにたいして、今回は1部で終わってしまってちょっと、ちょっとあっけなかったかな。


http://www.operadeparis.fr/Saison-2007-2008/spectacle.asp?IdS=381

2008年1月29日〜2月16日のオペラ・バスティーユのポスター、Cardillacの2つの要約をご覧下さい。自身の作品への愛のために、ある金銀細工師が王様から逃れることまでする。パウル・ヒンデミット
のオペラはハラハラするスリラーの足取りのもとに、かの作曲家がCardillacに対して芸術への熟慮と鍛え抜かれた力量を加えるなど、様々なジャンルを共存させる。Angela Denokeが暗殺者の父と将校の恋人の間に引き裂かれる役柄を演じる。



パウル・ヒンデミットの楽譜

Wagnérienne(雑誌らしい)の理論では、音楽は劇作法を構成する事になっている。パウル・ヒンデミットは同時代のアルバン・ベルクと同様に、その独立を取り戻した。まったく、初めに、その劇作法は構想として利用した台本によって支えられれ、豊かで多岐にわたった組曲によって進展する。



Découvrez 2 extraits de Cardillac, à l'affiche de l'Opéra Bastille du 29 janvier au 16 février 2008. Par amour pour ses propres oeuvres, un orfèvre ira jusqu'à se soustraire à la loi des hommes. L'opéra de Paul Hindemith réconcilie les genres : sous les allures d'un thriller haletant, le compositeur ajoute à son Cardillac une profonde réflexion sur l'art et le pouvoir qu'il exerce... Angela Denoke incarne celle qui est déchirée entre son père assassin et son amant officier...



La partition de Paul Hindemith

Dans la théorie wagnérienne, la musique devait structurer la dramaturgie. Paul Hindemith - tout comme son contemporain Alban Berg - lui rend toute son indépendance. Si, initialement, elle prend bien appui sur le livret qu'elle utilise comme un canevas, elle se développe par la suite de façon ample et multiforme : lorsque la musique de Cardillac nous saisit, on ne sait jamais où elle nous emportera...


th_CIMG0682.jpg


2 件のコメント:

しんぺー さんのコメント...

オペラって字幕出るんですか?!

マナブ さんのコメント...

そうそう。歌はドイツ語だったり、イタリア語だったりするし、すごい高い声で歌ってるから良く分からないんだよ。字幕はフランス語でまだ完璧に理解はできないんだけどね。