2008年2月12日火曜日

オペラ・バスティーユ

2度目のオペラ鑑賞に行ってきました。オペラは二つあって、前回はオペラ・ガルニエだったので、今回はオペラ・バスティーユにしました。当日券5ユーロで14時30分から4時間30分ぐらい(休憩付き)。La Femme sans ombre (影のない女)という劇で公演最終日でした。開演2時間前から並んで、チケットが手に入ったのは、ピッタリうちらまででした。

ドイツ語(たぶん)のオペラの歌と字幕が見えない席のおかげで内容はほとんど理解できず。演出と音楽と歌が良い感じでした。前回も思ったけど、見る前にストーリーは知っておいた方がいいと思いました。下のサイトでストーリーと動画が見れます。個人的には、やっぱりオペラ・ガルニエの方がオペラの雰囲気が出ていて、オススメです。

http://www.operadeparis.fr/Accueil/Actualite.asp?id=442

http://www.operadeparis.fr/Saison-2007-2008/spectacle.asp?IdS=381



精神世界の王女は愛人を救うため、影を探す。Bob Wilsonの舞台設置は、シュトラウスの音楽をその色の空間で全てを浸す。2008年1月21日から2月10日までオペラ・バスティーユで公演。

精神世界の王女は人間の皇帝と結婚した。しかし、彼らは子供ができない上に、女帝には影がなかった。彼の父親(精神世界の王国の貴族)は、3日間で彼女が影を見つける事ができないかどうか見通していた。彼女は精神王国に復帰するために、地上での生活を諦めなければならず、皇帝は石に変えられるはずであった......

台本は、早熟な文学がよくアルチュール・ランボーと比較されるオーストリアの詩人、フーゴ・フォン・ホーフマンスタールのものである。物語の序盤では、モーツアルトの軽やかな組曲である「魔笛(La Flûte enchantée)」が当てられた。この組曲によって彼の台本は本質的な奥行きを与えられた。音楽的に、「影のない女」はシュトラウスの作品の中心的な位置を占めている。かの作曲家はワーグナーの音楽から大きな影響を受けた。(略)



La princesse du monde des esprits cherche une ombre pour sauver son amant. La mise en scène de Bob Wilson laisse la musique de Strauss inonder tout l'espace de ses couleurs. A l'affiche de l' Opéra Bastille du 21 janvier au 10 février 2008.

La princesse du monde des esprits a épousé un être humain en la personne de l'Empereur. Mais ils ne peuvent avoir d'enfant et - signe de stérilité - l'Impératrice n'a pas d'ombre. Son père, seigneur du royaume des esprits, la prévient que si elle ne trouve pas une ombre dans les trois prochains jours, elle devra renoncer à sa vie terrestre pour rejoindre le royaume des esprits et que l'Empereur sera changé en pierre...

On doit ce livret à Hugo von Hofmannsthal, grand poète autrichien qui fut souvent comparé à Arthur Rimbaud pour sa précocité littéraire. Avec ce conte initiatique, il avait d'abord voulu donner une suite légère à La Flûte enchantée de Mozart. Il creusa par la suite son livret pour lui donner sa profondeur essentielle. Musicalement, La Femme sans ombre occupe une place centrale dans l'oeuvre de Strauss. Le compositeur fut très influencé par la musique de Wagner, dont il avait dirigé les oeuvres en tant que chef d'orchestre.(略)


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5 件のコメント:

Satoshi さんのコメント...

①今年7月、パリ国立オペラの日本「初」公演があるらしい。それの前宣伝みたいなテレビ番組があって、その時初めて、ガルニエとバスティーユがあるのを知ったんだけど、やっぱりオペラ座という名前の格式から云ったらガルニエのようですね。ちなみに、オルセーにガルニエの詳細な模型があるそうですよ。そのテレビでは、ガルニエが専らバレエで、バスチーユが専らオペラと言ってましたね。②それにしても、リヒャルト・シュトラウスねェ。ツァラトゥストラだもんねェ、それにナチスとの関係も噂あったり、チョイ苦手だね。オペラは全く知らんけど。先月だったか、N響でこの人の「アルプス交響曲」というのをテレビでやってたな。好きな人は結構「はまる」人もいるそうな。昨年亡くなったロストロポーヴィチとう有名なチェロ奏者がいるんだけど、NHKでやってたこの人の追悼番組は、この人が晩年「はまってた」というR.シュトラウスの「ドンキホーテ」だったね。旧ソ連の反体制音楽家とR.シュトラウスの取り合わせがヘンと思ったけど、へんと思う方がヘンなんだろうな。きっと。

ふかちゃん さんのコメント...

さすがだねぇ。僕はオペラを生で見たことないです。
一回くらいは見ておきたいな~♪僕にオペラの良さを理解できるかわからないけどw

マナブ さんのコメント...

Satoshi>
先進的な劇の機能とかは、バスティーユの方が充実しているかもしれないな。斜めに幕が上がったり、舞台裏で吊ってあるものがモノが色々な方向に動いたりしてたな。あと照明の効果とかもすごかったよ。でも、オペラっていう雰囲気では、ガルニエに負けるな。
音楽は専門外。今回フランス語翻訳してて初めて知ったよ^^
ふかちゃん>
一回は見た方がいいかもしれないな〜。映画みたいに毎月見たいとは思わないんだけど。興味深いって感じかな。

Satoshi さんのコメント...

ところで、バスチーユって、あの監獄のあったところなの?

マナブ さんのコメント...

そうだよ。今は監獄はなくて広場になってるけど、革命のときに襲撃が会った場所だよ。広場に面してオペラバスティーユが立ってるよ。